アフターピルとはどんなものか

ピルにはいくつかの種類があるとされていますが、ピルと言われて多くの人が思い出すのは低用量ピルのことではないでしょうか。

毎日定期的に服用することで避妊効果を得る低用量ピルは、多くの人が認知している避妊薬だと思われます。

最近では、ホルモンバランスの乱れによる生理不順や子宮内膜症、重い生理痛やPMS、更年期障害の緩和などに有効だとして避妊目的ではなく服用している人も増えてきていると言われています。

低用量ピルは正しく服用し手入れはまず妊娠することはないとされています。

しかし、人によってはピルも何も服用していない状態で避妊をせずにセックスをしたり、あるいはコンドームを装着していたはずが途中で外れたり破れたりして膣内に精子が入ってしまい妊娠する確率が高まってしまいひやひやした経験をしている人もいるのではないでしょうか。

あるいは安全日だからと避妊をせずにセックスを行い実は後から計算を間違っていた場合や、レイプをされて膣内射精をされた場合もあることでしょう。

アフターピルは、望まない妊娠を防ぐための緊急避妊薬で、避妊に失敗してから72時間以内に服用することで妊娠を回避できるとされています。

卵子と精子が受精してから子宮内膜に着床するのには6~7日ほどかかるとされていますが、アフターピルを服用することで子宮内膜に作用させ着床を防ぐことで妊娠を回避することが可能となります。

服用してから、早い人では数日、遅くても3週間以内に消退出血と呼ばれる出血が見られれば妊娠を回避できたことになります。

ただ、それ以前のセックスの際にすでに妊娠していた場合や72時間を経過してから服用した場合には妊娠している確率が高くなりますので出血があらわれないこともあります。

その場合には早めに婦人科などの医療機関に足を運ぶようにしましょう。

アフターピルは、避妊に失敗したことに気づいてからなるべく早く服用するのが望ましく、早く服用すればそれだけ妊娠を回避できる確率も上がるとされています。

婦人科での処方で手に入れることが可能であり、婦人科ではプラノバール錠かノルレボ錠の2種類のアフターピルのどちらかを処方するのが一般的です。

海外から個人輸入で購入できたり、輸入代行サイトなどから購入する場合には処方箋などが不要ですが、副作用や体質に合わないなどの理由で体調を崩す恐れもありますので、初めて服用する場合には婦人科での処方が良いでしょう。

慣れてきたら予備としてネット通販などで購入して常備しておくのも良いかもしれません。

では、一般的なアフターピルであるプラノバール錠とノルレボ錠について考えてみましょう。

プラノバールはヤッペ法という避妊方法で避妊する際に使用されるピルであり、2回の服用が必要となります。

避妊に失敗してから72時間以内にまず1錠服用して、それから12時間後にまたもう1錠服用しますが飲み忘れると効果が得られなくなってしまいますので必ず忘れずに2回服用するようにしましょう。

プラノバールは、卵胞ホルモンとお黄体ホルモンの2種類のホルモンが含まれており、中用量ピルとも言われていますが、副作用が出ることがデメリットと言えます。

下腹部の痛みや頭痛、胸の針など妊娠初期にあらわれる症状の他に吐き気などの副作用もあり、プラノバールを服用した人の約14.8%に人が実際に嘔吐しているとされており、嘔吐して薬まで吐いてしまうと薬効がしっかりと得られないためにまた服用する必要が出てきます。

そして、重篤な副作用としては血栓症になるリスクがあるとされています。

費用は基本的に保険適用ができませんので初診料や検査料、処方量などを含めると3000~1万程度と医療機関によっても様々です。

また、ノルレボ錠が認可されてからプラノバールを扱う婦人科が減ってきているようなので、プラノバールの服用を希望する場合にはあらかじめ訪れる予定の婦人科に確認しておくのが良いでしょう。

一方、ノルレボ錠は卵胞ホルモンのみを含むアフターピルで、服用は一回だけで済むとされています。

緊急避妊薬は、通常72時間以内の服用が望ましいとされていますがノルレボ錠に関しては避妊に失敗後120時間以内であれば効果が期待できるとされています。

大きなメリットとしては、副作用が非常に少ないことです。

プラノバール錠と比べると吐き気や嘔吐を訴える人は少なく、血栓症のリスクもほとんどないとされています。

デメリットとしてはプラノバールよりも費用が高いことです。

プラノバールと同様に保険適用はできず初診料や処方量を含めると12000~15000円が費用目安とされていますが、医療機関によっては6000円程度で処方してくれることもあるようなのでどのくらい費用がかかるのか事前に確認しておくことをおすすめします。

間違ってはいけないのは、あくまで緊急避妊薬であるためこれがあるから避妊をしなくていいというわけではありません。

セックスを行う際には、妊娠を望まないのであれば必ず避妊をして、もし失敗した場合に最終手段として使用するのが望ましいと言えます。

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